第6話《鍼を何に対して刺しているのか》

~・~・~・前回からの続き~・~・~・

Go: 東洋医学的な治療で特徴的なことがある。
まあ、まめちびももう日常的に見てるし、当たり前になって気づかないことかもしれない。
なんだと思う?

まめ: え?なんですかね、ヒントくださいよ。

Go: さっき使ったツボ教えたろ?

まめ: もしかして患部には鍼を打ってないってことですか?

Go: おい!

まめ: あ、すいません。違いますよね。

Go: 正解だよ!
びっくりだよ、一発で当てやがって。
クイズ番組で空気が読めないアイドルかお前は。

まめ: こっちがびっくりすよ、なんで怒られなきゃいけないんですか?

Go: 誤解のないよう付け加えておくが、患部を全く触らなかった症例をあえて紹介したが、逆に患部で治る場合もあるからね。
それはともかく言いたいことは患部を使うか使わないかの話ではない。
我々の鍼灸治療の場合は、主に人の肉眼では見えない波動領域を扱っている。
肉体に近い、肉体より少しだけ高い波動領域ね。
これについては後々話すとして、見えない、と言うか我々の知覚能力では認識出来ない領域がもっともっとあるんだ。

まめ: それは霊能力的な話ですか?

Go: そう言うレベルの話ではないし、俺にはそんな能力はない。
ただ、そのサインが実は我々の認識できる部分に表れてくれる。
脈診や皮膚の表面や話し方、症状の表れ方、色んな部分に表れてくれるので、それを読み取るんだ。

まめ: その方法が昔から脈々と受け継がれてて、鍼灸、漢方の歴史になってますもんね。

Go: 先ほど紹介した症例は、病院などでの治療とは全く異なる治り方をしている。
対症療法ではなく、深い部分に効いているのだと言うことを感じてもらえると思う。
反面、"目に見えない領域"を"目に見える領域"からうまく読み取ることが出来なければ、全く効かなかった例のように、治療家としては悔しい結果となる。
筋肉や骨などの目に見えるものは、深い海から海面に現れたほんの小さな島でしかない。
人の体にはさらに深遠な領域がある。

まめ: 深遠な…経絡ってことですよね?

Go: それだけの話なら、俺がわざわざ出る幕でもないだろ。
もっと深遠な領域だよ。

まめ: 治療が上手になるなら、その領域を早く知りたい。
私が友達の治療をするとき、正直筋肉狙って刺してるだけだし…

Go: それで楽になれば全然いいし、実際筋肉系の痛みなどに対してしっかり効かせられる人は沢山いる。
東洋医学的な治療をしている鍼灸師は何をやっているのか、改めて言葉にしてみると

我々は皮膚や筋肉だけに鍼刺激を与えているのではない。
多次元に渡るエネルギーボディの、ある特殊なエネルギーポイントに鍼を置いて、治癒系に刺激を与えているのだ。

まめ: 多次元に渡る…これから怪しい領域に踏み込んでくわけですね?
こう言う話に繋げる為のケーススタディだったんだ。

Go: その通り!

まめ: でも先生、そこの領域の先は非常に胡散臭い臭いがプンプンしてきます。

Go: だよなぁ、見えないだけに、胡散臭い話になってくるのだ。

まめ: きっと「こいつ胡散臭いな~気持ち悪いな~こいつ嫌いだわ~」って思われるでしょうね。

Go: やだ!嫌われたくない!

まめ: あ、そうなんだ。
人の目なんてどうでもいいって言うと思ってました。

Go: そんなことあるかい、世界中のみんなから愛されたいわ。

まめ: どんだけ愛情不足で育ったんですか。
これからほんとに大丈夫ですか?

Go: わからん…
胡散臭いだけで終わらないようにしないとな。

まめ: 私はまだ先生の言うことはよくわからないけど、まずはその…胡散臭い話を真剣に聞いてみたいと思っています。

Go: よく言った。
そこに勇気をもって踏み込んでいくことが、これからの治療家には特に求められるだろう。
このような知識は一部の専門家だけではなく一般の方も、ある程度の認識を持つことが必要だ。
医療や何かに頼り過ぎず医者に殺されず、自分らしく生きるためにな。
そしてよい治療者選びにも役立つはずだ。
そう言うわけでこれを読んで欲しい対象者を改めて復習すると

  1. 心と体を癒す活動をしてる人
    《まず我々ヒーラーが知ること》

  2. なんらかの病気を持っている人
    《自分の体と心は自分で責任を持つこと》

  3. それ以外の方
    《最終的に常識になっていくとみんなhappy!》

    まめ: 相変わらず全人類を対象にしてるじゃないですか⁉︎
    反省の色なしですね、全く。

    うまく欲深さと腹黒さを隠せたと思ったら大間違いですよ。

Go: ( ⚫︎^ ー ^⚫︎ )

まめ: 怖い怖い、笑顔が逆に怖い

第7話


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2件のコメント

  1. はじめまして、治療院のほうではいつも双子のおしゃべり娘たちと共に大変お世話になっております!(おわかりになりますか?)
    まだここまでしか読めていませんが、正直めちゃくちゃ面白いです!
    最近自分でも「病気ってなんだろ?」などなどいろいろと取り留めなく考えてたので、まさにドンピシャな内容でした。
    見える領域から見えない領域のことを読みとるってすごい深い言葉ですね!
    私は治療者でもなんでもないけど、娘たちの体調について「鼻水も咳も出てるけどこのまま様子見でよさそう」とか「鼻水だけだけど、なんか今すぐ鍼やったほうがよさそう」とか、なんとなくカンで判断して、結構的中するようになったような気がしてるこの頃ですが、あくまで素人の「なんとなく」レベルであって、それとは違うもっともっと深いところにある世界の話なんでしょうね!
    なかなかまとまって読む時間もありませんが、続きを楽しみに読み進めたいと思います。

    1. ふたごうさぎさん、一瞬でわかりましたよ^^
      早速読んでいただけて嬉しいです。
      ”面白い”もう最高の褒め言葉ですよ、何度でも言ってください(笑)ありがとうございます!
      ふたごうさぎさんは可愛い娘さんたちの体調を良く感じ取ってらっしゃると思います。
      そして僕らの治療をよく理解されていますし体感されてもいますから、素人のなんとなくレベルを超えていると思いますよ、間違いなく。

      これからまた読み進めてみてください。さらに理解も深まると思います。でもなんとあと42話ありますけど笑
      途中での感想や質問などもあればいつでもコメントくださいね、ありがとうございました。

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