第17話《陰陽の話》

Go: 前回だいぶ脱線してしまったが、本筋に戻ろうか。

まめ: 大丈夫だよ、乗ってんのか外れてんのかわからないから。

Go: 陰陽の話だったね。前々回色んなものを陰陽にわけて紹介した。

まめ: イメージでいうとさ、陰ってなんかやな感じする。
じめーとした感じで。どちらかというと陽が好きだな、私。

Go: いや、陰陽の話はそういうことではないんだ。
そしてそこのところが一番言いたいポイントでもあるんだ。
陰と陽、この両極性の考えは片一方では成り立たない。
必ず合わせて一つに成るんだ。
互いに補完しあっている関係。

まめちびはスプーンって知ってる?

まめ: バカにしてんのかい?

Go: スプーンのへっこんだ部分が陰、膨らんだ部分が陽。
へっこんだ部分があれば必ず膨らんだ部分があるよね。
片方がないスプーンはこの世界では存在し得ないし想像もできない。
歩く時もそう、右足を地面にグググと圧力をかけて(陰)、パッと左足を地面から軽やかに浮かし前に進む(陽)ことが出来る。
そして左足はピークを迎えた後、下降し同じ繰り返しとなる。
どう?今までの話で、陰が悪いとか、陽がいいとか感じた?

まめ: いや、どっちも全く同じくらい必要、というか片方だけだと成り立たない。

Go: そう!それぞれが陰と陽に変化しながら、一方だけで成り立つものではない。
いいとか悪いとかじゃないんだ。
これは人の人生においてもそう、陰陽両極を経験するためにこの世界はあるし、その経験をするために皆人間やってる。

まめ: ちょっと哲学っぽくなってきた?

Go: 陰陽論そのものが哲学だよ。
一見理不尽に思えることや、悲しいこと、悔しいこと、怒り、楽しいこと、幸せなこと、全てただの陰陽のリズムなんだ。
両極をとことん経験してこそ、いい感じに陰陽が統合された人間になっていく。

 

・・・・

まめ: ん?終わりですか?

Go: んーそうだな。

まめ: 止めどなく話すときもあればあっさり終わるときもあるんですね。

Go: いやね、止めどなく話そうと思えば話せるんだけどね。
地球を知らない宇宙人が海鮮丼の事を知るには、海老や蟹、マグロやブリ、ご飯や酢などの材料の事や、炊飯器の仕組みや海の生態系も知らなければならない。
でもそれぞれの研究はある段階で止めなければ、海老だけで本が5冊にかけるくらいの情報量になってしまって海鮮丼から遠ざかってしまうだろう。
最初にこの話したろ?

まめ: ちょ!これまでそんな話絶対してませんけど!

Go: あ、ごめん今作った。

まめ: ほんと適当ですよね。

Go: 例えはなんでもいいんだよ。
一つ一つの事を深くやりすぎるとカオスになるんだよ。
色んな事象を良いところだけ、かいつまんでいくうちに全てが繋がってくる。

まめ: その日はいつ来るんだろ……

Go: 慌てない慌てない、一休み一休み。
つまらないかもしれない陰陽の話が続いているが、それだけ大事なことだってことはわかっておいてくれ。

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