第23話《新しい解剖生理学・エーテル体後編》

ここは山と海に挟まれた、とある田舎町。 
町の中心から続く県道をしばらく走り、トンネルを抜けた先の小さな住宅街の一角。
地域の人に”イヤシロチ”としてこよなく愛されている鍼灸院がある。
その名も『鍼Go!堂』
ここで働いているのはたったの2人、どこか抜けているが患者の信頼は厚いGo院長と、立派な鍼灸師を目指す弟子2年目のまめちびだ。
おや?今日もなにやら会話が聞こえてきましたよ?
早速聞き耳を立ててみましょう。

まめ: それでそのエーテル体は体の表面にあるんですか?

Go: エーテル体は肉体と近い周波数で重なり合って存在している。
先ほども言ったように経絡はこのエーテル体上にあるため、鍼灸で相手にしているのは主にこの領域と言える。
ただ、これはあくまで古典に則った伝統的な鍼灸の場合ね。
現代鍼灸の多くは物質的なもののみを相手にしているからね。
キムボンハンらの研究によると、経絡の微小管(ここでは経絡を含むエーテル体の全身のネットワークの意とする)は血管やリンパ管の内部を自由に浮遊しており、血管を貫通している。
内管内部の物質は普通血管リンパ流れと一致しているが、逆に流れることもあると言う。
同一空間を共有しながら、血管リンパ神経系の流れとは完全に独立している。
これは壁があっても携帯電話が通じるように、周波数がある程度違えば、同一空間に重なることが出来る。
他にも重要なことがある。
鶏の胎児の受精後15時間以内に、経絡系が形成されることを発見した。
その時点ではもちろん、器官は一切形成されていないと言うのに。

まめ: え~⁉︎色んな器官が出来る前にその経絡が先にできるってこと⁉︎

Go: そう、経絡は胎児の発生において、動脈、静脈、リンパ管よりも先に形成されているのかもしれない。
どこにどう言う位置関係で、どう言う順番にするか、物質的な肉体が出来る前に雛形としてエーテル体が出来るんだ。

まめ: 家を作るときの設計図が、その場に立体的に出来るような感じかな?

Go: そう、空間の位置決定の指標となるものが先に存在するんだ。

まめ: これって他の動物にも?

Go: もちろん、動物だけではない、植物もだ。
エーテル領域の視力がある人が見れば、植物の種を見ただけで、葉が生い茂り成長したエーテル体の全体像が見えるらしい。

まめ: そうなんだ!
ただの細胞や種の状態なのに、どこに全体像の情報が入っているんだろう…
考えると面白いですよね。

Go: そうだよね、ほんの一部に全体の情報が含まれている。
人間のすべての器官の根本は、たった一つの細胞から分化していったものだ。
たった一つの細胞に全体の情報が詰まっている。
これに似てるものが科学の中でも技術として現に存在してる。
それがホログラフィックだ。

まめ: スターウォーズとかSF映画でよく見るやつだね。

Go: バックトゥザフューチャーⅡでもマーティがホログラムのサメに襲われてびっくりしてたね。
ホログラフィとは物体に特殊なレーザー光を照射して写像を作る技術なんだ。
これによって記録された干渉パターンをホログラムと言う。
簡単に言うと、フィルム上に記録された被写体と同じ干渉パターンの作業光の再現だ。

まめ: わからんし!

Go: 実はおれもだ!

まめ:お前もかい!

Go: わからんので細かいことはスルーしよう。
そのホログラフィの技術を使い出来上がった光の干渉パターンは、ぐるっと一周、上下から眺めることもできる。
もう一つの特性はフィルムの一部をきりとってレーザー光にかざしても完全な三次元像を再現することが出来る。
ホログラムの干渉パターンの中では全ての部分に全体の情報が入っている。
リンゴのホログラフィフィルムを50枚に刻んだらそれぞれの切れ端がミニチュアのリンゴの立体像をつくるってことだ。
この原理はエーテル体の話やホログラフィの科学技術を超えて宇宙にも同じことがいえるかもしれない。
何もないと思えるこの空気中にすら宇宙の全ての情報が含まれている。

まめ: 急に壮大な話になりましたけど、この話はテーマと関係あるんですか?

Go: おおありだ。でもちょっとそれるので話を元に戻そうか。
エーテル体以上があることは知っているか?

まめ: 全く知りません。

Go: これからさらにわかりにくい話になっていくかも知れないが、どうする?
引き返すなら今のうちだぞ?

まめ: もうここまできたら行っちゃいましょうよ!
さらにディープなところまで知りたいです!

第24話

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