第31話《REBORN3・人生ゲームの基本ルール》

ここは山と海に挟まれた、とある田舎町。
町の中心から続く県道をしばらく走り、トンネルを抜けた先の小さな住宅街の一角。
地域の人に”イヤシロチ”としてこよなく愛されている鍼灸院がある。
その名も『鍼Go!堂』
ここで働いているのはたったの2人、どこか抜けているが患者の信頼は厚いGo院長と、立派な鍼灸師を目指す弟子2年目のまめちびだ。
おや?今日もなにやら会話が聞こえてきましたよ?
早速聞き耳を立ててみましょう。

まめ: 生まれ変わりの話し、聞いてるとまるでゲームみたいですね。

Go: いいところに気付いたな。人生はゲームそのものと言っても過言ではない。

まめ: くっそー!そうとわかったらもっと好きなことやって、自由気ままに生きるのにな。

Go: だよな、でもそこにまた意味があるんだよ。
まめちびはテレビゲームをやったことがあるか?

まめ: ゲームは大好きです。今でも昔ほどはやらなくなったけどたまにやってます。

Go: テレビゲームの主人公と、人生ゲームの主人公まめちびにはある共通点があるんだ。

まめ: はあ。

Go: その共通点は、この我々の人生ゲームの最大を最大限に楽しむ為に、絶対必要なことなんだ。
なんだかわかる?

まめ: うーむ…楽しむために?
そうだ!ゲームだからルール!
どうだ!

Go: おお~中々いいね。
ゲームにはルールと言うものがあるから面白い。
人生もゲームも制限があるから面白い、自由じゃないから面白いんだよな。
ロールプレイングゲームには、まず自分のヒットポイントがなければ、相手からダメージを受ける事もないし死にもしない。
武器や防具を強くする必要もなければ、お金を稼ぐ意味もない。
最後のボスとの戦いも一方的なただのイジメだよね。

まめ: ボスまでどころか、最初の数分で止めちゃいますね。そんなゲーム。

Go: ヒットポイントがあってダメージを受けて、いくつもの壁がなければゲームとして成り立たないんだ。
まめちびが言うように、ルールはものすごく大事だ。
この世界で生きていると、意識的にも無意識的にもあらゆるルールに従っている。
ここからハワイまで飛行機を使って空間を移動しなきゃならんのも一つのルールだ。
他には?

まめ: え?まだ教えてくれないの?

Go: 考える事も人間やってる醍醐味だよ。

まめ: 他には…
むむむむ…

Go: この世のゲームに没頭するための最大のルールだよ。

まめ: う~む、なんらかの目的……がなければならない…なんてのは?

Go: おお!いいねいいね~それも重要な一つだ。
”目的”だけでも5話分くらい語れそうだわ。

ただね、没頭するためのもっと根本的なシステムが必要なんだ。
ヒントはニールドナルドウォルシュさんが言ったこと。

まめ: 煮ーるドナルドダック…?まったくわかりません。降参です!

Go: それは……

まめ: それは?

Go: 『忘却システム』だぁ!

・・・

まめ: すごい力入りましたけど、それってニールなんとかさんが言ってたことなんでしょう?

Go: そうだが?

まめ: いかにも自分が発明したぞ!みたいな言い方どうでしょうね?

Go: だから最初に言ったろ?総パクリだって。

まめ: 改めて堂々と言わないでくださいよ。
それで忘却システム?それなんですか?

第32話

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