第33話《REBORN5・死ぬ時に持っていくもの》

ここは山と海に挟まれた、とある田舎町。
町の中心から続く県道をしばらく走り、トンネルを抜けた先の小さな住宅街の一角。
地域の人に”イヤシロチ”としてこよなく愛されている鍼灸院がある。
その名も『鍼Go!堂』
ここで働いているのはたったの2人、どこか抜けているが患者の信頼は厚いGo院長と、立派な鍼灸師を目指す弟子2年目のまめちびだ。
おや?今日もなにやら会話が聞こえてきましたよ?
早速聞き耳を立ててみましょう。

Go: 少し前に病気の原因の話をした際、まめちびは先天的に病気を持っていることが原因、それ以上のことはないと言ったよね。
これまでの話をしてきてどうだ?

まめ: 今はちょっと違いますね。
生まれ変わりの話をするまでは、先天性の病気には意味がないというか、生まれてくる体がたまたま先天性疾患を持ってただけだと思ってました。
でも自分で選んだ人生設計があるとしたら、もしかしたら病気もその設計の一部なんじゃないかな、って思ってます。

Go: そう言ってもらえると、これまでの長い説明が報われる。
少し前に見えない何層ものエネルギーボディの話をして、輪廻の話をしてきた。
それらの説明があって初めて先天性の病気に少し迫ることが出来るんだ。

まめ: 確かに道のり長かったけど、全部必要だったんだな〜。

Go: 先天性の病気について語る時、幾つかの側面から見ていかなければならない。
まず人が肉体を離れるときを考えてみよう。
まめちびが死ぬ時何を持ってくと思う?

まめ: そうですね…、、未練とか?

Go:地縛霊か!
まあ、実はそれも答えの一つではある。
死んだ時に持ってくものは家や財産や名誉ではない。
未練も含むが、一言で言うと"経験"を持っていく。
これが次の肉体に影響をして、いわゆる先天性の病気と言うものになる。

まめ: もうちょっと丁寧に説明してもらえます?

Go: 死の直後、肉体からエーテル体が離れ、アストラル体以上のいくつかの高次媒体と結びつく。
しかし、完全にエーテル体が肉体と分離するのは数日かかるらしい。
余談だが、お酒やタバコの常習者はもっと時間がかかるという話を聞いた事がある。
エーテル体に保持されているのは思考、感情、行動の結果。
感情や様々な体験は、肉体レベルに保持されることはなく、アストラル領域以上の高次媒体に記憶されている。
その反映がエーテル体に影響するのは必然であり、そういう意味で先ほど、エーテル体に保持されてるのは思考、感情、行動の結果だと言った。

そして、新しい肉体をまとった際に、新しいエーテル体にそれらは注入される。
エーテル体に保持された記憶は新しいエーテル体に引き継がれる。
いいか?イメージが大事だ。
このエーテル体の記憶が新しい肉体に再現されるんだ。

まめ: そんな具体的な生まれ変わりの仕組み初めて聞きましたよ。

Go: スピリチュアリズム、前世療法などの観点から見ると、魂は成長のために最もふさわしい人生を選んで生まれてくる。と言われている。
これは前回までに話したことと全く同じことだ。
"成長のために最もふさわしい"の中にはあらゆる環境設定と同時に、肉体の設定が含まれることも例外ではない。
魂が肉体に宿る(と言う表現をするならば)段階で、「あ!しまった!この体欠陥だらけだ!」などと言うことはあり得ない。
病気や欠陥も、計画通り、その人の個性の一部なのだ。
それが学びに必要なファクターだっただけ。
そして他の側面から見ると、先天性の疾患をカルマだと言う人もいる。

まめ: あ、知ってる。
前世で極悪非道なことばかりしてきた人は、カルマを背負って病気を持って生まれてくるとかでしょ?

Go: それがちょっと違うんだよ。
カルマと言うのは、罰のことではない。
肉体そのものがカルマのようなもんだよ。

まめ: 肉体そのものがカルマ?

Go: そう、肉体そのものがカルマだし、我々が人として存在している理由そのものとも言えるかもしれない。

まめ: わかりにくいですね~。

Go: そうだな~本来は分離がない世界から、忘却システムを使ってわざわざ分離させて今ここに居る、その分離感そのものがカルマなんだ。
よく言われる「自分のしたことは、自分に返ってくる。」と言うのは、カルマの一側面から見たかなり狭義の意味でしかない。
ま、カルマの意味を理解することで成長するわけでもないし、カルマ話はこの辺で止めておこう。

そうだ、前回までに話した輪廻と今回の先天性の病気を理解するためのヒントもある。
それを研究してるかなり変わった人もいるんだよ。
ヴァージニア大学イアン・スティーブンソンは生まれ変わりの研究をしている。
一例を紹介すると、1958年イングランドで一卵性双生児のジリアンとジェニファーが生まれた。
その2人が1957年に事故で死亡した2人の姉ジョアンナとジャクリーンの生涯を記憶していると見られる発言をし、亡くなった2人の所持品を見分けたりした。
ジェニファーの左の脇腹にあざ、額に母斑もあるが、ジェニファーの前人格と思われるジャクリーンも左の脇腹にあざ、額には3才の時転倒してバケツにぶつけた傷跡があったとのこと。
スティーブンソンはこう言った例の研究を沢山報告している。
前世の人格が死亡した際の創傷、あざや欠陥、創傷痕手術痕が現世人格のあざや欠損型奇形として再現されることもあるという。
例えば殺された際の刀や銃弾の痕、殺される際手や指を切断されたのなら先天的に奇形、欠損となって再現されたりするとかしないとか。

まめ: 何てことだ⁉︎
私のひょっとこの口と般若の目は、もしかしたら先天性刻印なのか⁉︎
Go: はい、それは後天的なものです。

まめ:即答…

Go: それは置いといてさ、さっきの話の真偽はどうでもいいんだ。
多くの人にとってこれまでの常識とはかけ離れた話が続いていると思うので、あらゆる可能性の枠を広げるために例を出してみたんだ。

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