第40話《葛藤と炎症》

〜・〜・〜・〜・前回からの続き〜・〜・〜・〜・

Go: 感染症につきものの”炎症”についても説明しておこう。
炎症とは、生体に侵入した異物を排除し、また損傷を受けた自己組織を修復する一連の生体防御反応。
炎症の五大兆候覚えてるか?

まめ: もちろん!基本でしょ。発赤、熱感、腫脹、疼痛、機能障害。

Go: よし、それでは炎症反応をメタフィジック的に見てみよう。

組織内へ微生物が侵入!
自分が受け入れにくい事物や矛盾という敵が侵入してくる。

感染部位の血管も拡張して血流も増加する。
敵が侵入してきた部位に兵隊が、つまり好中球や単球などが集まる。
炎症性の病巣を形成するってことだ。
受け入れにくい事物に対して、思考や感情と言ったエネルギーが注がれる。
これが葛藤だ。
イメージできるよな?

まめ:すごくイメージしやすいです。
抗体の仕組みってさ、先生が言いそうな言葉で言うと、「自我を守るための攻撃性とか抵抗性の象徴」みたい。

Go: その通り!いい表現をするようになったな。
局所の戦いの炎上によって炎症を起こす。
場合により、体全体から熱を出す。
熱が上がると新陳代謝も上がり、抵抗を強化する。
葛藤に対して意識が注がれ、興奮状態になっている状態なんだ。

そしていよいよ組織の修復だ。
葛藤が必要なプロセスを経て、解決に向かう。

まめ:逆のパターンで病原体の方が勝てば死ぬってことですね。

Go: そう、その場合葛藤を全く解決できなかったのだ。
争い、葛藤などの問題を避けるか、うまく解決できない場合、そのエネルギーが残り、いつか必ず何らかの形で現象化される。
それが肉体に現象化した場合、感染症による炎症などに現れる可能性がある。

まめ:もしかしてアレルギーもそれに近いことですか?

Go: そうだな。
アレルギーとは本来なら害のない物質によって、免疫反応が引き起こされる病態。
皮膚のバリアを通過して侵入するとアトピー性皮膚炎、気管支で免疫反応を生じると気管支喘息、消化管から入ってきたアレルゲンに対しては、蕁麻疹やアナフィラキシーショックを生じる。
これは自我の強さの表れだと言う説もある。
事物を受け入れることができないことに加え、さらに攻撃を加えてしまう。
花粉や卵や牛乳、蕎麦やイチゴなど攻撃する必要のないものまで攻撃してしまう。
それぞれのアレルギー物質によって意味があるようだけど、形而上的な意味はあるようだが、私は知らないのでそこまでは踏み込まないでおこう。
とにかくアレルギー体質の人は、抵抗や攻撃性が強く、受け入れらないことが多いという特性を持っているかもしれない。

まめ:それはちょっと違う気がしますね。
アトピーと喘息の友達いるけど、めっちゃくちゃ優しいんですよ。
いつも笑顔で人と接してるし、愚痴一つ言うのを聞いたことがない。

Go: それは表現するかしないかだけだよ。
”不満をむき出しにしている人”と”虫も殺せないいつも笑顔の優しい人”どちらの場合もある。
抵抗や攻撃性を持っているが、本人は意識上ではそれを見ない振りをしている。
そのような内面を見事に抑圧しているか、または過度に出している場合もある。

まめ:過度に出してるなら気づくでしょw

Go: それがそうでもない。
自分の問題を見ずに外側を問題にするほうが楽なのだ。
だから外側に攻撃性を過度に出してしまう。

まめ:ふむむ、、なるほど。

Go: 免疫系は本来自己の抗原に対しては免疫反応を起こさない。
自己の成分に対して免疫反応を生じ、自己の組織が障害、この病態を自己免疫疾患と言う。
慢性関節リウマチ、全身性エリテマトーデスなどあげれば色々とあるが、自分への攻撃や抑圧、自虐的な精神の表れだとも言われている。

まめ:Mってことだね。

Go: そう、でもまあはっきり言って人間やってる奴にSなんていない。
表向きな表現としてSぶってるだけだ。
言ってみれば皆ドMだね。

まめ:先生も?

Go: 何千回人間やってると思ってるんだ!
おれはドドドドドMだ!

まめ:先生がMなんて話はどうでもいいんだけどさ、免疫系がそういう内面の問題だとしたら、予防接種とか受けても意味ないんですか?

Go: やりたければやれば良い、やりたくなければやらなくて良い。

まめ:ちょっと〜、なんですかその適当な答え。

Go: だって本当だもん。どっちでも正解。
さて、話をまとめてみよう。
意識内の葛藤があり、それを解決していこうとしない場合、遠ざけた場合、その部分を体で表現する。
ただ解決した後に体に反応が出る場合もある。
心の問題を無視すれば、その影の部分は体で表現されることになる。

100年ほど前から始まった抗生物質による治療は、感染するとこれまで死んでいた病に対して大きな成果をおさめてきたが、現代ではそれが過剰になりすぎている。
本当に解決しなければならない精神的な部分を無視している。
何が問題かというと、抗生物質により葛藤を精神的にも肉体的にも表現することを抑えてしまっているのだ。
例えば炎症反応は毒物を体外に出してくれるが、抗生物質が効いてしまうと、この反応が起こることができない。
炎症反応は実は浄化反応でもある。
これは生体にとってなくてはならない超重要なシステムなのね。
すると体の中に毒物が溜まりっぱなしになってしまう。
未解決の感情などを、溜め込んでしまうのだ。
それによって今度は何か別の病気を引き起こす可能性も出てくる。

まめ:先生、その考え方刺激的すぎます!
学校の先生は教えてくれませんでした。

Go: そのうち習うようになるかもしれないな。

まめ:学校の勉強よりも100倍面白いですね。

Go: ただね、これも病気を見る上である側面から見た偏った見方の一つであり真理ではない。
ということを今一度付け加えておこう。
それに前回や今回話したような、”症状の意味”を必要以上に勉強して知ること(頭痛がどんな精神状態を表しているのか、とかこの病気はどんな感情が絡んでいるかなど)は、本当に大切なことではない。
だからこれ以上病気や症状を持ち出して精神的な結びつきを研究することは止めておこう。
今回の話の目的はあくまで心と体が一つ、それは文字通り一つなんだ。
肉体、精神の境目は実はない、と言うことをわかってもらいたかったんだ。

第41話

2件のコメント

  1. 最初は有効な手段だとしても、なんでも過ぎたるは…ですよねー。
    あまりにしすぎている、過剰になっているもの、他にもたくさんありそう…。
    なにごとも、バランスですよねー。
    変わっていっているのだから、対応も変えながら、が自然な感じだわ。
    「表現の抑制」「浄化作用である反応作用を抑制」行きすぎてしまって毒物を溜め込むことになってしまっている。未解決の感情を溜め込むことになってしまっている。(だいぶ体感しましたわ^^;)
    今は、、どんどん出さないとー! 
    出すぞーー!!^^
    人間の機能、あなどり過ぎてた。もっともっと出来る子なのね、人間って〜。過剰なこと、余計なことをやめたいとおもいまーす。

    1. etsuさんは今いろんなもの出して思い切り浄化中ですからね笑
      怖がらずどんどん出しちゃって〜!
      昔に比べると随分元気になっちゃって前とオーラが全然違いますよ。
      僕も随分毒物(精神的な意味でも)溜め込んできましたからね〜。
      ここ5年は絶賛解毒中!だすぞー!

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