【一字書/隷書】

【一字書/行書】

【漢字】

かんきょう露草に吟ず
意:露にぬれた草に蛩(こおろぎ)は寒々と鳴く。
【臨書】〈擬山園帖/王鐸〉

【随意】

月淡煙霧青(つきあわくえんむあおし)
意:月の光は淡く霧が立ち込めている
【かな】

〈新古今集〉女郎花野べ(偏)のおもひ(日)出ゝやどり(利)し虫の聲やこひ(悲)しき(支)
意:庭に移して植えられたおみなおしよ、故郷の野辺を思い出しておまえを宿として鳴いていた虫の声が悲しいことだろうね。
【細字】

【大字かな】

風の(能)た(多)よ(与)り(利)
【ペン字】


今回の多くの清書を書いたのはこちらの新しい筆、youtubeをやっている書道家が勧めていたものを購入してみました。確かに楷書は鋭い線が出てカッチリきまることもあるのですが、ホウキのように硬めでバサっとしてまとまりにくく、強すぎる腰が逆に上達を妨げそうな気がして…あくまで私の場合ですが。
私の先生いわく、「柔らかい羊毛筆でも、カチッとした楷書を書けるように筆遣いを修練せよ」との教え。
先生に相談すると、ある程度使いこなせるようになるまで、練習は柔らかい羊毛で、清書は硬めの筆で書いても良い、とアドバイスいただきました。
もう少し自分に合う筆を探そうと思います。
純羊毛だと柔らかすぎて使いこなせないので、羊毛ベースで割と腰のあるものを探さなければ…と思っているところです。
書道に興味がない方には、本当にどうでも良い話題で申し訳ありません。