14回目の清書提出となります。
最近使っている筆を紹介します。

秀筆堂の運集(中号)
筆の軸の形は普通のストンとしたものよりも、この筆のように細身から先が太くなっているダルマ軸(黒い部分)が持ちやすさとデザイン的にも好みです。
最も大事な穂に関しては、羊毛にヒゲも入っているので、弾力もあり腰があり非常に書きやすいです。ちなみに羊毛とは、羊の毛と思いきや、実はヤギの毛です。
本当はもっと色々と使ってみたいのですが、一本3000円程度でしかも非常に書きやすい、コスパが良すぎて追加で二本購入したばかり、しばらくはこの筆にお世話になりそうです。
【漢字】

南軒我が愛する所
〈意〉南向きの軒端は私の愛する所
【臨書】(古典研究)

曹全碑(そうぜんひ)、詳しくは郃陽令曹全碑(こうようれいそうぜんひ)
曹全碑は中平2年(185)に刻された石碑。後漢時代(25~220)の官吏で、武将としても有能であった曹全の功績を顕彰するために制作されました。
【一字書/行書】

ホウ・みね
【一字書/隷書】

【随意】

かたんしゅうちくおおう
〈意〉夏の頃の底知らぬ渕は生い茂れる高く長き竹に覆われている。
【かな】

大海に(二)し(志)ま(万)も(裳)あらな(奈)く(但)にうな(奈)は(盤)らのた(堂)ゆ(遊)たふ(不)なみ(見)に(耳)た(多)てる(流)しらくも(母)
〈意〉広々とした大海原に島影も見えず心細く思っている時に海上のたゆとう波の上に立ち現れた家人を偲ばせる白雲よ。
【大字かな】

あ(安)さけ(介)む(牟)り
【細字】

【ペン字】

現時点(七月号に掲載分)段級位
(〈賞〉は優秀作、〈写〉は冊子に写真掲載された優秀作)
【漢字】*〈写〉準初段
【一字書】*準初段
【細字】*4級→3級
【臨書】*〈賞〉準初段
【随意】*準初段
【かな】*準初段
【大字かな】*4級→3級
【ペン字】*〈写〉準初段