#2【ホリスティック医学とは】

私も会員である日本ホリスティック医学協会ホームページから一部引用させていだだき、まとめさせてもらいます。私は元々こちらのホリスティック医学を学んだわけではなく、これまで私が培ってきた勉強と経験からくる医療や精神における考え方が、私の求めるものと一致していました。
私がこれからシリーズ化していきたい話は、中医学という枠でくくれる話でもないので、そこでピッタリくる言葉がまさにホリスティック医学という言葉です。
というわけで、これから《ホリスティック医学》という言葉が度々出てくると思いますので、覚えておいてください。

ホリスティック(Holistic)という言葉は、ギリシャ語で「全体性」を意味する「ホロス(holos)」を語源としています。 そこから派生した言葉には、whole(全体)、heal(癒す)、health(健康)、holy(聖なる)…などがあり、健康-health-という言葉自体が、もともと「全体」に根ざしています。
ホリスティックの字義は、もともと「ホーリズム(Holism)的な」という形容詞として生まれた、一般に「全体論」と訳されている哲学用語ですが、これはジャン・クリスチャン・スマッツという思想家が1926年に発表した「ホーリズムと進化(Holism and Evolution)」という著作の中で初めて使った造語です。
アリストテレスの「全体とは部分の総和以上のなにかである」という表現に代表される還元主義に対立する考え方。現実の基本的有機体である全体は、それを構成する部分の総和よりも存在価値があるという理論。また同時に、一個体は孤立に存在するのではなく、それをとりまく環境すべてと繋がっていると考える。
現在、「ホリスティック」は、「全体」「関連」「つながり」「バランス」といった意味をすべて包含した言葉として解釈されていますが、的確な訳語がないため、そのまま「ホリスティック」という言葉が使われています。しかし、意味する内容は決して新しく輸入された考えではなく、もともと東洋に根づいていた包括的な考え方に近いものといえます。

https://www.holistic-medicine.or.jp/learn/definitions/

さらに協会は、ホリスティック医学を以下のように定めています。

ホリスティック(全的)な健康観に立脚する

人間を「体・心・気・霊性」等の有機的統合体ととらえ、社会・自然・宇宙との調和にもとづく包括的、全体的な健康観に立脚する。

自然治癒力を癒しの原点におく

生命が本来、自らのものとしてもっている「自然治癒力」を癒しの原点におき、この自然治癒力を高め、増強することを治療の基本とする。

患者が自ら癒し、治療者は援助する

病気を癒す中心は患者であり、治療者はあくまでも援助者である。治療よりも 養生、他者療法よりも自己療法が基本であり、ライフスタイルを改善して患者自身が「自ら癒す」姿勢が治療の基本となる。

様々な治療法を選択・統合し、最も適切な治療を行う

西洋医学の利点を生かしながら中国医学やインド医学など各国の伝統医学、心理療法、自然療法、栄養療法、手技療法、運動療法などの各種代替療法を総合的、体系的に選択・統合し、最も適切な治療を行う。

病の深い意味に気づき自己実現をめざす

病気や障害、老い、死といったものを単に否定的にとらえるのでなく、むしろその深い意味に気づき、生と死のプロセスの中で、より深い充足感のある自己実現をたえずめざしていく。

以上が協会が掲げているものですが、どうでしょうか。来院されている方は、私の方針や目的とかなり近いものだということがお分かりになると思います。
ホリスティック医学の基本概念が分かってきたところで、次は中医学の基本的なところから勉強していきましょう。

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