令和3年10月「書道」が登録無形文化財として登録されました!
(文化庁の広報誌→こちらのウェブサイト)
そもそも書道業界は、ユネスコの無形文化遺産登録を目指して動いていましたが、その前に日本の無形文化財として登録されたのは、通過点としても非常に大きな推進力となる気がします。
私も書道が好きで、書道仲間が増えれば楽しいなと思い、自分の毎月の清書を記事にしたりしていますが、国がこのような動きを見せてくれたことは嬉しいですね。
一応追記しておくと、下記のような事態を危惧した動きでもあるのです。
芸能、工芸技術や生活文化に関する様々な活動は、近年の過疎化や少子高齢化による担い手不足に加えて、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響を受けて、活動の中止や規模縮小など、大きな影響を受けました。そうした中で、無形文化財の保存と活用を一層進めるため、文化財保護法による保護の仕組みを充実させ、「指定」に加えて、新たに「登録」の制度を創設したのです。
書道人口が減っている現状に加えて、コロナウィルス感染の影響で多くの書道教室などにも、大きな影響が出て書道人口がますます減っている事態らしいです。
教室に行けなくなったり、公民館講座などでも公共施設自体が使えなくなったりで、書道から少し離れると気持ちも離れてフェードアウトしてしまう、なんてことも想像できます。
そのような状況でこのニュースはとても嬉しいです。私もこのブログを通して少しでも書道の魅力を伝えていければと思っています。