
○どのようなことでお困りでしたか?
職場でのストレスから多汗の症状が現れ、時には動悸が起きる症状が現れている時、新郷堂さんを紹介してもらい、すぐにTEL、「2ヶ月待ちよ」と言われたけど、すぐに予約が取れ受診することにしました。
(主訴の追記:手の平が急に赤くなり、手の平の筋がこわばり痺れる、これらの症状の多くは1ヶ月以上前から発症)
○症状の経過、思ったこと、感じたこと、どんなことでも自由にお書き下さい。
多汗は通って来ているうちに落ち着いてきました。
指先のしびれは勝手に職業病で治らないだろうとあきらめてましたが、指先に針を処置しゆるみる手のひらの赤みが取れ、指の動きもスムーズになりました。
まだ指先にはしびれがあるので、これからもお世話になって大好きな針仕事が出来るようになりたいです。
〉H様ありがとうございます。
主訴の追記として、手の平が急に赤くなり、手の平の筋がこわばり痺れるといった症状があり、実はこの症状が最も頻度高く現れ、辛い主訴でした。
2回目に来院されたときには、手の症状は半減してだいぶ楽になっていました。
それから治療の度に緩和されてきて、自律神経も整ってきました。
医学的には、検査をしたわけではありませんが、自律神経と自己免疫系、それらの根本である内分泌系の異常もあると考えられます。
鍼灸治療としては、それらを整えるべく脈診を中心とした治療を施しました。
手や指先、足や頭の経穴を使うと全体が整ってきます。
アンケートに「指先に針を処置し…」と書いてくださっていますが、この部分を少し補足説明しますね。
「井穴刺絡」という、ある特定の指の爪の際から少し血を出す治療があるのですが、それが今回の場合最も効いたのかもしれません。
あまり想像できないかもしれませんが、指の爪の際にはすごく大事なツボがあるのです。
4ヶ月経った現在、症状はほとんどなくなってきましたが、度々症状がぽっと出てくるので、しばらくの間治療を継続していきます。
そもそもの原因の一つ、職場のストレスに関しては、もうすぐ職場から離れることができる予定です。
それ以降治療も続けることができるなら、以前よりも元気になることも期待できるのではないでしょうか。
仕事を乗り越えて完治、さらに若返りも目指していきましょう!