
○どのようなことでお困りでしたか?
肩こり、首の痛み、頭痛
○症状の経過、思ったこと、感じたこと、どんなことでも自由にお書きください。
肩こり、首の痛み、頭痛にて整形外科、リハビリ等に長年通い、薬の服用をしてもなかなか良くならず悩んでました。
そんな折、新郷堂の先生に出会い、治療を続けたところ少しずつ調子が良くなりました。
特に治療だけではなく、私の体調についての相談に適切なアドバイスを頂いた事に深く感謝しながら現在もお世話になっています。
どうぞ今後共宜しくお願い致します。
こちらの患者様の症例ですが、実は以前治療日記として記事にしておりました。
【不定愁訴】首肩の痛み
このときの記事をちょっと修正し、改めて載せておきます。
〉首肩頭と言えば、来院される定番の症状ではありますが、よくあるコリや痛みとはだいぶ違うのです。
40年弱前、つまり40歳を過ぎた頃から症状があり、時には痛み止めを毎日何回も飲まなければ日常が辛い、という状況でした。
これまで様々な病院に行っても検査では何の問題もなく、もちろん病名すらつかないし、整体、整骨院、鍼灸院と回ってきましたが、一向に症状は変わらず困ってらっしゃいました。
首を触ると、太い木の根っこを触っているように固まっていたのが初診時の印象に強く残っています。
こういった状態のものには、患部治療での改善は不可能に近いので、脈診などを基に、体全体の然るべき経穴に鍼をうち治療します。
二診目、夜に2、3回痛み止めを服用していたのが、一度のみで済んだことに大変喜ばれていました。首肩頭痛が明らかに減っていたのです。
それからというもの、治療した当日はかなり良くなりますが、段々日があくと痛みが出てきます。
だいぶ良くなってくると来院されなくなり、数ヶ月後に「また酷くなってきました…」と来院されるような流れでここ数年経過しています。
完璧に治せたらいいのですが、あまりにも固まり過ぎている症状のため、そう簡単に完治には至らないのが現実でして、とにかく私も毎回頑張って治療をしています。
しかし、通院するととても辛かった症状が確実に良くなるし、(頻度を保って通院すると)今ではほとんど薬を服用することも無くなったので、とても喜んでもらっています。
要因の一つに挙げられることも追記しておきましょう。
この患者様は40代から、とある歯医者に通い40代のうちに全ての歯を抜かれて総入れ歯になってしまっていました。
どんな事情があったのかはわかりませんが、本当にとんでもない話です。
原因を考えると一つではないとは思いますが、ここまで治らない酷い首になってしまったのは、歯の問題が一つの原因ではないかと個人的には考えています。
歯医者選びには細心の注意を払いましょう。
参考までにこの方によく使う経穴を紹介しておきましょう。
復溜、太衝、足臨泣、手三里、百会、後渓、風池、少沢等