昨日の続きですが、条幅サイズの清書提出もしまして、その中で落款印の話しをさせていただこうと思います。
落款(らっかん)とは作品に押す、署名・捺印する事を指します。
そして、注文していた落款印が完成しました。


雅号印、姓名印、印首印の三種類を作りました。それぞれどんな使い方をするのか今回は説明を省きますが、今回使ったのは赤くなってる右の雅号印です。
【条幅】


雅号の『悠翠』を篆書体(てんしょたい)で手彫りしていただいたます。落款印があるとグッと見栄えが良くなりますね。
印鑑で言う朱肉は、書などの世界では印泥(いんでい)を使います。こちらも今回初めて購入して使ってみました。
朱肉とは全然違っていて、職人さんの手作りなのです。なんと水銀が主原料と言う衝撃の事実、そしてさらに驚く事が。水銀とモグサと油を混ぜて作られているとか!モグサは鍼灸にとっては欠かせない存在、ご縁がありますね〜